【ケーススタディ】彼氏が欲しいけど、なかなかできないんです!

こんばんは、ikukaです。
今日は少し真面目なご挨拶からです。

私、3か月予約の取れないカウンセラー根本裕幸氏のお弟子さん制度4期に合格し、
カウンセラーの卵として心理学を学んでおります。
自身が機能不全の家庭に育ったことから心理学に興味を持ち始め、あるところまで自力で克服してきたのですが、やはり素人では限界があり、46歳にしてプロの近くにいく事が必要だと感じました。
『難題を解決し、生きづらさを克服』したかったのです!

これまでの情報の上にきちんとした知識と理論を積み上げ、いつかカウンセラーという仕事が少しでも出来れば良いなと、
この世界のドアを開きました。(フラワーやメーカーのお仕事もしています)

『心理学はとっつきにくいし難しい。敷居も高い!』

私のブログではそう思われるのはもったいないなと感じ、「笑える、軽やかで読みやすいブログにしよう」と、これまで笑いがふんだんに含まれた投稿をしてきました。(今も投入したくてウズウズです( ̄∇ ̄)


しかし、お笑いばかりでは信頼を失うのも時間の問題なので、この辺りからお役に立つケーススタディを投稿して、少しでもお力になりたいと思っております。

今回は、お弟子さん制度の課題の中から選んだ、架空クライアントR子さんのお悩みに回答させて頂いております。


このご相談から浮かび上がるポイントは【癒着】という問題です。

日本では大変多くみられるこの【癒着】ですが、メジャーランキング1位の母子癒着が関係していそうだと
思いましたので、参考にして頂ければ幸いです。

目次

架空クライアントR子さんのお悩み*彼氏が欲しいけど、なかなかできないんです

(ご相談)
28歳独身女性R子さん。
都内に一人暮らしだが、実家は近く、ちょくちょく帰っている。
⾧女で妹が一人いて、妹は実家暮らし。
実家との仲がよく、母や妹とは連日LINEでやり取りしている。買い物などにも一緒にでかけることが多い。
母親は過保護気味で心配性。専業主婦でパートはしていた。
親友みたいな感じで何でも話せる相手であるが、あれこれと口出しをされることが多く、めんどくさくなることもある。
一方、父親は仕事を頑張るタイプであまり子ども時代から接点はなかったが優しい父親で好きだった。

恋愛経験はあまり多くない。
高校時代片思いだった人を大学まで引きずっていた。
初めてちゃんと付き合ったのは大学3年のとき。
同じサークルの同級生から口説かれた。
あまり好きではなかったけれど一応付き合った。
しかし、1 年くらいして就活が忙しくなった頃から関係がぎくしゃくして、自然消滅のような形で終わった。
社会人1年目の後半に10歳上の上司と不倫関係になる。
特に苦ではなく2年ほど続いたが、彼が他の女性に手を出していることが分かり距離を置く。

それ以来、4年ほど彼氏がいない状態。
結婚も考えるとそろそろ動き出さなければならないと思い、パーティに行ったり、サイトに登録
したりしているが、出会いはあるものの、なかなかうまくいかない。

回答はコチラ💜


R子さん、こんばんは。
ikukaと申します。
この度は、ご相談を有難うございます。

さて、突然なのですがR子さん!
「R子さんは心の底から彼氏が欲しい状況でしょうか?」
「いやいや、欲しいって書いてるじゃないですか。手裏剣投げますよ」と最初から怒りをかってしまいそうですが、
私の若い頃の様に目が血走って(まぁ、冗談ですが 笑)
「今すぐ愛し愛されるパートナー候補の彼がどうしても欲しいです」という感情にまで至っていますでしょうか。
真剣にそう聞かれると、
「そこまででは無いかも知れないなぁ」という感じにトーンダウンしたりしませんでしょうか?
いかがでしょう。

なぜ、私がこの様な質問を最初にしたのか、R子さんはお気づきでしょうか。

私が恋愛問題の相談を受ける際、紐解くキーにしているのは必ずと言っていいほど、自分では気づかない潜在意識の部分(心の99%を占めている)と
親子関係と過去の恋愛体験なんですね。

潜在意識は願いとして今の現状に反映されてきますので、R子さんには『彼氏が欲しいけど、出来ては困る状況』があるのではないか?と感じたのです。(違うと思った場合は、スルーしてくださいね)
今回のご相談に私は、R子さんの親子関係にヒントがあると思い考えさせていただきました。

さて、R子さんが生まれて一番最初に親密になった人なのですが、それはご両親だと思います。
このご両親の影響というのを子供は大きく受けており、刷り込み(思い込みとか考え方の癖付け)の様な事が起こっています。
大人に成長するとこの刷り込みが、無意識のうちに様々な人間関係に影響してくる訳ですが、もちろん恋愛にも影響を及ぼす訳ですよね。
なので、ここを掘り下げていく事が重要になってくると思うのです。

1,お母様との関係
>実家との仲がよく、母や妹とは連日LINEでやり取りしている。買い物などにも一緒にでかけることが多い。
>母親は過保護気味で心配性。専業主婦でパートはしていた。
親友みたいな感じで何でも話せる相手であるが、あれこれと口出しをされることが多く、めんどくさくなることもある。

ご相談を読ませて頂くとお母様との関係は一見良好の様ですが、お父様に比べて非常に距離感が近かった様に思います。
「過保護気味で心配性でめんどくさい部分があった」と言われているので、心理的には癒着が起こっている状態になっていると推測します。
小さい時は甘えて楽な部分はあるのですが、大人になっても母親の言いなりになってしまったり、
無意識ながら結果的に「母親の支配下」に置かれてしまったりして、
自然と母親の顔色を伺い、自分ではきちんと物事を決められないという思い込みが生まれているかも知れません。

2,お父様との関係
>父親は仕事を頑張るタイプであまり子ども時代から接点はなかったが優しい父親で好きだった。

お父様は優しかった様で男性に対しての嫌な感情はないと思われますが、
接点がなかったという部分から異性に対しての距離感が掴めず接し方が分からないという状況にはあるかも知れません。
本当は甘えたかった」という気持ちも、もしかすると少しはあるかも知れませんね。

さてここから、1.2の親子関係をベースにして、過去の恋愛を見て紐解いていきます。

3,これまでの恋愛
>恋愛経験はあまり多くない。
>高校時代片思いだった人を大学まで引きずっていた。

「R子さんはこの好きだった彼との距離を少しでも縮められる事はトライされましたでしょうか?」
引きずっていたのは、相当辛かったですよね。
実は私も近づく事ができない経験があり、若い頃は引ずるタイプだったので、自分の事のように想像できるのです。
本当ですよ。
ここでは、やはりお父様との関係が少し影響をしていた様に思います。
ただ、R子さんの一途さや愛情の深さは素敵な長所だと思いましたので、ぜひ大切にしていって下さいね。


>初めてちゃんと付き合ったのは大学3年のとき。
>同じサークルの同級生から口説かれた。
>あまり好きではなかったけれど一応付き合った。
>しかし、1 年くらいして就活が忙しくなった頃から関係がぎくしゃくして、自然消滅のような形で終わった。

この恋愛で私が注目しているのは、受け身という考え方で、自発的な行動が見られないという部分です。
ここでは、お母さまとの関係の中の『過保護』という影響で、『自分軸で決めにくかった』事が関係しているのではないかと感じました。
あまり好きではない相手と一応付き合うという事では心は全然満たされませんよね。
『自分が決めた』事ではないので、自然消滅のような形で終わってしまった事も考えられます。
しかし、
R子さんは口説かれる様な素敵な女性ですから、大変魅力的な方だと思います。
そこは誇るべき部分であり、セクシャリティ溢れる女性である事に間違いありませんので、
今後の恋愛でも自信を持ち続けて頂きたいと思います。


>社会人1年目の後半に10歳上の上司と不倫関係になる。
>特に苦ではなく2年ほど続いたが、彼が他の女性に手を出していることが分かり距離を置く。

こちらはお父様との関係の影響などで、10歳も上の上司を選ばれた可能性があるかも知れませんね。
年上の方の包容力に甘えられる気はしますからね。
ただ不倫という関係性から、自身の価値を低く見誤って見積もられていた事は考えられますし、
過去の恋愛に傷つき、このような関係性を選ばれてしまった事はあるかも知れません。
大変嫌な思いもされたと思いますが、R子さんから距離を置かれたという事で、
そこは自分の意志で決められて頑張られたと思います。
自分で決めた事をぜひ褒めてあげて下さいね。

>それ以来、4年ほど彼氏がいない状態。
>結婚も考えるとそろそろ動き出さなければならないと思い、パーティに行ったり、サイトに登録
>したりしているが、出会いはあるものの、なかなかうまくいかない。

R子さんは、最近前向きに行動されているんですね。
素晴らしい行動力で『自分軸』で物事を決められていますね。その調子だと思います。
今後はもっと前向きになって頂き、将来のパートナー候補の彼氏を作って頂きたいので、私から最後に『ikukaの心の処方箋』をお出しします。
ぜひ取り組んで頂き、素敵な出会いを引き寄せて下さい。
この度はご相談いただきまして、本当に有難うございました。
R子さんの幸せを心より願っております💜

R子様専用*ikukaの心の処方箋

1.お母さまとの癒着の解除
家族仲が良い事は大変すばらしいのですが、お母さまとの心理的距離を少し離すように心がけてみて下さい。
LINEは用事の時のみにして、「私は私。親は親」と心で唱えて線引きをする事にトライしてみて下さい。

2.自分で決める事を日常的に行い、自発性と主体性を高める
「今日はこれを食べます」「今日はこの予定で動きます」小さい事からでいいので、
自分の意志で決めて動く事を毎日続けてみて下さい。
これが広がっていけば、全てにおいて自分軸で決めれるようになると思います。

3.インナーチャイルドセラピーで「お母さんを手放す」をしてみる
アファメーション(ポジティブな言葉で自分自身が自分を癒していく対話の方法)
大人の私と子供の私(4~5歳ぐらいの女の子のイメージ)で、
例えば「お母さんに色々言われると疲れちゃうよね。小さいのに偉いね」とか自分なりに対話して、お母さんとくっついていて我慢していた自分を切り離してあげ、大人の自分と統合します。
これは、私が心理学の本で読んでやっていた手法で、子供の頃に甘えられず悲しかった自分を癒すためにやっていた事です。
大人の私と子供の私の距離を縮めて、自立した大人する事が可能だと思います。

4.自己肯定感を高めてあげる
今でも素晴らしいR子さんですが、自分に自信があれば良い恋愛につながります。
好きな音楽、好きな物に囲まれたり、心地よい環境に整える。
疲れたら心身のケアをしっかりする。
失敗を責めず、一日一回自分を褒めてあげる事で、自信を高めて下さい。

5.お母さんとお父さんに同じ趣味や対話を持ってもらう様に助言する
お母さんの母子癒着の裏には、お母さんの心の問題があると思っています。
お父様が仕事に忙しく、お母さまも寂しい思いをされていたのではないでしょうか。
その思いがR子さんに向いた事も考えられますので、出来ればそこも見直して頂いて、距離感を良いものにして頂く必要がありそうです。
ご両親に食事会のプレゼントをするとか、2人でできる趣味を勧めるとか、二人が好きそうな事を探して、二人の時間を過ごすように助言してみてくださいね。









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